東北大学 感染症共生システムデザイン学際研究重点拠点

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【参加者募集】第8回SDGS-IDセミナー(旧SDGS-ID若手の会)(終了しました)

2021/12/25
<第8SDGS-IDセミナー(旧SDGS-ID若手の会)

20215月より毎月開催しております「SDGS-ID若手の会(学内限定)」につきまして、年代を問わず、学内の皆様をはじめ、他大学の学生、教職員の皆様等にも広くご参画いただけるよう、名称を「SDGS-IDセミナー」と改め、公開で開催する運びとなりました。

引き続き、学際的な見地から、COVID-19 を取り巻く課題、最新の知見、研究成果等について発信して参りますので、ぜひご参加ください。

登録締切:2021年12月23日(木)15:00

 

【開催日時】 20211224日(金)12:00-13:30

【開催方法】Zoom

【言語】日本語

【テーマ】「感染症」×「情報」×「社会科学」

【講師】 東北大学大学院文学研究科 准教授 瀧川裕貴

     東北大学大学院環境科学研究科 教授 中谷友樹

<プログラム>

              12:00-12:05 オープニング

              12:05-12:25 講演1「計算社会科学の手法によるCOVID-19研究」

                                             (Computational Social Science and COVID-19)

                                             瀧川裕貴(文学研究科 准教授)

              12:25-12:45 講演2「地理情報科学によるCOVID19研究」

                        Geographic Information Science and COVID-19 pandemic

                                             中谷友樹(環境科学研究科 教授)

              12:45-13:20 質疑応答

              13:20-13:30 ラップアップ

 

【参加登録】下記フォームに必要事項を記載の上お申し込みください。

       https://forms.gle/pek9s2jaoNBQuKC98

【登録締切】20211223日(木)15:00まで

 〇問い合わせ 感染症共生システムデザイン事務局

        sdgs-id@med.tohoku.ac.jp

 〇拠点Websitehttp://www.sdgs-id.med.tohoku.ac.jp/base/index.html

  

<講演概要>

〇講演1 「計算社会科学の手法によるCOVID-19研究」瀧川裕貴

近年、ビッグデータや機械学習、自然言語処理の手法を社会科学分野に応用する計算社会科学という学問分野が新たに成立し展開をみせている。COVID-19関連の社会科学的研究でもこの手法が用いられつつある。本講演では、COVID-19対応に関する社会科学的考え方の特徴と計算的手法の有効性を議論した後、COVID-19と社会関係、行動変容と社会的属性の関連、インターネットメディアにおける感情表出などのトピックに関して講演者自身が行ったCOVID-19関連の計算社会科学的研究を紹介する。

 

〇講演2 「地理情報科学によるCOVID19研究」中谷友樹

感染症の流行の地理学的研究については、地図学的なデータ解析を含めて古くから多様な展開がなされてきたCOVID-19の流行に際しては、流行の早い段階からデジタルな地図による流行推移の把握や人の位置情報を利用した感染症対策、さらにはその影響の地域差を把握する解析などで、これまでになく大規模な地理情報処理が進められてきた。本講演では、COVID-19流行に関する地理学的なデータ解析の視点を解説するとともに、今後の感染症対策に関わる地理情報の活用について考察する。

活動報告

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