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【参加者募集】12/23(金)開催:第20回SDGS-IDセミナー(終了しました)

2022/12/07
12月は、アメリカ オレゴン州 Providence Cancer Centerで、最新のテクノロジーを積極的に取り入れた、癌免疫療法の機序の解明と癌コンビネーション免疫療法のご研究をされている高口善信先生を講師としてお招きし、「ワクチンの評価 - 新型コロナウイルスmRNAワクチンにより誘導された細胞性免疫の長期フォローアップからの知見 -」と題して開催します。mRNAワクチンによって誘導されるT細胞免疫の最新の測定法などをご紹介いただき、ワクチン効果を評価する上でのT細胞免疫の重要性について議論します。(詳細は講演要旨をご確認ください)
たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。

第20回SDGS-IDセミナー

ワクチンの評価
ー 新型コロナウイルスmRNAワクチンにより誘導された
  細胞性免疫の長期フォローアップからの知見 ー

【開催日時】2022年12月23日(金)12:00-13:00
【参加方法】Zoom(URLは前日に配信)
【参加登録】https://forms.gle/ntXrYnZUrMDjVSgt5
【登録締切】2022年12月22日(木)15:00迄
【言語】日本語
【講師】高口善信 (アメリカ オレゴン州 Providence Cancer Center, Associate Director)
<プログラム> 
12:00-12:05 オープニング
12:05-12:25 講演
12:25-12:55   質疑・総合討議
12:55-13:00 ラップアップ

<講演概要>
新型新型コロナウイルスは大きな災いをもたらした反面、科学の分野ではワクチンの迅速な開発承認に至りました。これには2つの僥倖が関与しました。mRNAワクチンの開発が進んでいた事、そして人類が他のコロナウイルスから教訓を得ていた事でした。Sタンパクが感染に必須という知識、そしてSタンパクを安定して発現させるための方法がワクチン開発の助けになりました。
しかし、mRNAワクチンの有効性の評価方法は未だ十分には確立されておらず、ワクチンをいつまで接種し続ける必要があるのかは不明です。
従来のワクチンの評価は抗体産生を指標にしてきましたが、
重症化防止やより有効な感染防御にはT細胞が重要であることがわかっています。T細胞免疫を日常的に評価できる方法が確立されていませんが、それができれば、今後のワクチン接種の必要性や接種時期の判断が可能になります。
本セミナーでは、mRNAワクチンによって誘導されるT細胞免疫の最新の測定法を紹介し、ワクチン効果を評価する上でのT細胞免疫の重要性について議論します。

活動報告

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